氷川きよし専属司会者・西寄ひがし “氷川のいない世界”で新スタート「何か起こるぞ~!」

 新たなスタートへの思いを語った西寄ひがし
 新たなスタートへの思いを語った西寄ひがし
 新たなスタートを切る西寄ひがし
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 Kiinaこと氷川きよし(45)の専属としてコンサート、劇場公演やイベントなどの司会を21年間、約3200回務めた西寄ひがし(49)が、氷川の歌手活動休養に伴い新たなスタートを切る。歌手・川中美幸主演の舞台「オルガンズ~おんな赤ひげ奮闘記~」(16~19日、東京・博品館劇場)で俳優に初挑戦するなど、幅広く活動していくという西寄に心境を聞いた。

  ◇  ◇

 長く年の3分の2を占めていた氷川のスケジュールが空いた西寄は「不安はありますけど、それ以上にいろいろやりたい気持ちが強い」と力を込めた。

 以前から氷川にさまざまな相談を受けており、休養の決断も、そこに至るまでの思いを知るだけに驚くことはなかった。自身も将来を見据え、さまざまに活動。16年からトークライブを定期開催し、19年には「話術を磨く」と、58のラジオ局を巡り85番組に出演する武者修行に出た。

 今はさらなる広がりを目指す。「氷川さんと出会ったことで、見ることができた景色は多かった。全てが財産であり、まいていただいたチャンスの種。さらに一歩進んで、広げてきたい」。

 軸は歌謡ショーの司会。演歌・歌謡曲のイントロナレーション(曲紹介の口上)は徳光和夫氏も「あの雰囲気は出せない」と認める実力者。そこから挑戦する一つが演技だ。

 氷川の劇場公演で芝居に出たことはあったが、俳優として「オルガンズ」でデビュー。さらに、22日にはタブレット純とバラエティーショーを行う。

 前向きな活動を支えるのが、師と仰ぐ笑福亭鶴瓶の言葉。「生きている間にどれだけの人と会えるか。そして、会った人との縁をつなぐのは自分の努力や」と説かれ、常にそれを実践している。

 「新たな一歩を踏み出す年に、人とのご縁で紡がれてきたものが形となっていると肌で感じます。『何か起こるぞ~!』と」。

 手応えは十分だ。

 ◆西寄ひがし(にしより・ひがし) 1973年11月7日生まれ、大分県中津市出身。18歳で上京。音響技術スタッフとしてさまざまなコンサートに参加。演歌歌手の付き人を経て司会業に転身。水森かおり、氷川きよしらの司会を担当。2016年からトークライブを定期開催。19年1月~20年1月、「西寄ひがしラジオふれあい全国行脚」で58局85番組に出演。血液型A。

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