長嶋一茂 侍・ヌートバーの死球でのにらみつけ「韓国のピッチャーが悪い」 投手の挑発的態度が原因と指摘
元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂が13日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演。10日に行われた野球のWBC1次ラウンド・韓国戦で、死球を受けた日本代表「侍ジャパン」のラーズ・ヌートバー外野手が投手をにらみつけたことについて言及した。
番組では、WBC1次ラウンド4連勝で準々決勝へ駒を進めた侍ジャパンについて特集。ヌートバーが「1番・中堅」で全ての試合に出場し、走攻守にわたってチームをけん引していることも紹介した。
ヌートバーが韓国戦の六回に死球が背中を直撃。投げた投手をにらみつけるようなしぐさを見せた。一茂は「みんな、にらみつけてかなりアグレッシブだなと思うかも知れないけど」と前置きし、「これ韓国の左ピッチャーが悪いんです、はっきり言って。ぶつけておいてマウンドからガーッと降りてって謝る仕草が全くなかった」とぶつけた後の投手の態度を疑問視した。
11日のチェコ戦に先発した佐々木朗希投手が死球を与えた際の態度を引き合いに出し、「佐々木投手が帽子取って謝ったでしょ。真逆なんですよ、この韓国のピッチャーは。バッターはぶつけられて(投手が)マウンド降りてくると、『こいつ、やんのかな』って感じになるわけですよ。だから目が離せなかっただけで。彼は多分謝意があれば、にらみつけるような選手じゃないと思いますよ、僕は」と、投手の挑発的な態度が原因だったと推測した。
この死球を巡ってのやり取りは日韓のファンの間で物議を醸していたが、羽鳥アナは「ヌートバー優しいから。『ヌートバーでよかったよ。ブーマーだったらボコボコだぞ』ってネットで言われてた」と話して、スタジオを笑わせていた。
ヌートバー自身は試合後は笑顔。死球について問われると「ちょっと凝(こ)ってたところに当たってくれたのでほぐれてちょうど良かった」とアメリカンジョークで答えて、東京ドームのファンをほっこりさせていた。