【山田美保子のミホコは見ていた!】WBCのマドンナは朝日奈央

 つい先日まで「ブラボー」「ブラボー」と言っていた人たちが、いっきに侍ジャパンの虜に。「カーネクスト2023 WORLD BASEBALL CLASSIC東京プール」の日本戦視聴率は4夜連続の40%超えを記録した(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 視聴率の毎分グラフを見て改めて驚かされたのは、中継していた局以外の番組が揃って超低空飛行だったこと。試合の合間で入るニュースでも数字が落ちないことは、「(だから)絶対に噛めないし!尺に収めないといけないし」と「爆笑問題の日曜サンデー」(TBSラジオ)で山本恵里伽アナウンサーが明かした通りである。スター揃いの侍ジャパンへの期待と絶賛の声がストレートに高視聴率に表れたというワケだ。

 そういえばCMでグラフが下がった形跡もほとんど見られなかった。そのCMに度々登場したのが大会の冠に社名を刻んだ完結型の中古車買取サービス「カーネクスト」(株式会社ラグザス・クリエイト)のイメージキャラクター、朝日奈央だった。

 同社の公式Twitterには、「朝日奈央さんも侍ジャパンを応援してくれています」「#朝日奈央さんと一緒に応援を届けましょう」「#WBC」「#侍ジャパン」「#カーネクスト」との呟きやハッシュタグと共にクルマのタイヤを肘掛けにした特注ソファに座る「クルマドンナ」篇の朝日奈央の画像が添付された。

 実はこれまでにも「キングオブコント」、「ABCお笑いグランプリ」「オールザッツ漫才」などの冠スポンサーになっていた「カーネクスト」。“お笑い”に理解のある大阪の企業という印象はあったが、スポーツ協賛社となったのは今回が初めてである。

 同社がイメージキャラクターに朝日を起用したのは2021年から。バラエティ番組では「がんばり屋さん」で通り、スタッフの間でも抜群の好感度を誇る朝日だが、2年前はここまでの人気者になるとはバラエティ専門放送作家の筆者にも想像はつかなかった。だから「カーネクスト」には先見の明があったということ。今回のWBC協賛で、いっきに企業イメージも朝日のタレントイメージも大きくアップされた。文字通りのクルマドンナだ。

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