田中聖被告 二審も有罪 控訴を棄却 裁判長「量刑は重すぎない」
覚醒剤取締法違反(使用、所持)などの罪に問われた元KAT-TUNの田中聖被告(37)の控訴審判決で、名古屋高裁は14日、懲役1年8月、執行猶予3年とした一審名古屋地裁判決を支持、控訴を棄却した。田中被告は出廷しなかった。
弁護側は被告の社会的信用は大きく低下し、同種事案に比べ多大な社会的制裁を受けたとして量刑不当を主張。田辺三保子裁判長は判決理由で、それらの事情は「量刑を左右しない」と退け、被告が薬物依存治療を始めたことを踏まえても「量刑は重すぎない」と判断した。