今井絵理子議員が長男のプロレスラー・今井礼夢とそろって登壇 手話をしながら挨拶

 聴覚障害を持つ長男・今井礼夢(右)に分かるよう手話もつかいながら話した今井絵理子参院議員
 長男・今井礼夢(右)と登壇し、笑顔でプレゼンターを務めた今井絵理子参院議員
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 元SPEEDメンバーで、自民党の今井絵理子参院議員(39)が16日、都内で行われた「パラリンアートカップ2022」表彰式に、先天性難聴のプロレスラーで長男の今井礼夢(らいむ=18)とともに登壇した。

 本賞はスポーツをテーマにした、障がい者のアートコンテスト。今井氏はパラリンアートのスペシャルサポーターを務め、礼夢とともにプレゼンターを担当。手話をしながら笑顔であいさつし、「これからもぜひ作品を作り続けていただきたい」と呼びかけた。

 SPEED時代から共演していたタレント・中山秀征は、「息子さんと登壇は珍しい。赤ちゃんを抱っこしてる絵理子ちゃんを見て、すっかりお母さんだなと思ったのが、18年前か」と感慨深そうに話した。今井氏は「もう18歳になりまして、成人です。大きくなりまして。しかもプロレスラーで」とにこり。プロレスラーの蝶野正洋は「あとでロックカットでもしますか」と呼びかけ、笑いを誘った。

 今井氏は出産時を振り返り、「(生後)3日目に耳が聞こえないと言われて。初めての子育てと障がいに向き合わなきゃいけないので、八方ふさがりで。息子と歩んでいくうちに、障がいは個性、特性なんだなと。それをいかせる社会にしたいと思っています」と語った。

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