石川さゆり、侍JAPAN世界一に大興奮 同郷・村上には辛口ツッコミも「うれしかった」
歌手の石川さゆり(65)が22日、都内でのスタジオで、31日に50周年記念アルバム「Transcend」のSACD版試聴会および取材会を実施。WBC決勝でアメリカを破って世界一となった侍JAPANを祝福した。
試合終了時はちょうど取材会の最中で、報道陣から結果を聞いた石川は「勝ったの?優勝したの?やったー!」と大喜び。優勝投手となったエンゼルス・大谷翔平投手(28)には「“星”を持ってますよね。イチローさんの時もそうだったけど、その時に締めるべき人が締めて終わるっていう…。すごいですね、野球の神さまに選ばれた人」と、自身と親交が深く、、第2回大会では決勝打を放ったイチロー氏(49)になぞらえて感服した。
石川は熊本県出身で、準々決勝まで不振にあえぎながら準決勝で逆転サヨナラ打、決勝でも先制本塁打を放ったヤクルト・村上宗隆内野手(23)とは同郷。「村上さんは、最後だけでしたよね」と辛口ジョークで笑いを誘いつつ、「でも、うれしかったですよね、すごいプレッシャーだったと思いますから」と“後輩”の苦悩も慮った。
さらに「WBCを見ていて思ったのは、『一人はみんなのためにみんなは一人のために』っていろんなスポーツで使って、良い言葉だと思うんですけど、誰かにすがるんじゃなくて、1人ずつがいい仕事をして、それがつながったときに全体がいい仕事になるんだなって。私たちもそうだし、WBCもそうですけど、1人1人が生き生きと良い仕事をしている、それが独りよがりなものじゃなくて、全員でつなぐっていう日本の野球ですね」と持論を展開。「日本人もこんなに心が強くなって…。こういう状況でしっかり戦えるようになったのかなと。日本人ってナイーブだし、こういう舞台で『さあ来い!』っていう気質じゃなく、でもこつこつと積み重ねて良い仕事をするっていう感じだと思っていたので」と語った。