哀川翔「声出たもんね、久しぶりに」侍J世界一に刺激 主演作で初の地元・鹿児島で撮影 あべこうじ監督デビュー作
お笑いタレント・あべこうじ(48)が23日、都内で行われた監督デビュー映画「オールドカー~てんとう虫のプロポーズ~」(今秋以降公開)製作発表に、主演の哀川翔(61)、鈴木砂羽(50)らと登壇した。旧車を通じて家族を描くヒューマンドラマで、4月から鹿児島でロケを敢行する。
あべは「“監督役”のあべこうじです。どのように監督しようか、緊張してますがハッピーな作品になりそうです」とあいさつ。かつて出演した映画のプロデューサーの誘いで初挑戦が実現し、「自分からやりたいと言ってできることでもない。巡ってきたご縁を大切にしたいので、ありがたい」と笑顔。妻の高橋愛(36)からは「すごいじゃん」と激励されたという。
主演の哀川は俳優人生初の地元・鹿児島で映画撮影。「本当に喜びました。たぶん地元が一番喜んでくれると思う。みなさん歓迎してくれるから、気持ちよくロケできると思うし、食べ物もおいしいんでね」と熱弁した。
WBCで14年ぶりの世界一を達成した侍ジャパンについて哀川は、「すごかったね。初めてですよ、第1戦から最終戦まで見たのは。全員野球のお手本のような野球を見せてもらった。日本のピッチャーみんな優秀で、打つときにみんな打つんだなと。三拍子そろった野球をみせていただきました。声出たもんね、久しぶりに。俺らの映画も声出していきます」と語った。