WBC決勝は約5464万人が見た! 平日午前中に視聴率42・4% 7戦すべて視聴率40%超
22日にテレビ朝日系で放送された第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝、日本-アメリカ戦の平均世帯視聴率が42・4%(午前8時25分~午後0時8分、関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調査(速報値)で分かった。平日午前中の放送にもかかわらず、異例の高視聴率をたたき出した。
瞬間最高は午前11時43分の46・0%。九回表、大谷翔平投手(28)が、エンゼルスの盟友で米国の主砲マイク・トラウト外野手(31)を空振り三振に切って取り、日本の14年ぶりの優勝が決定した場面だった。
TBSが急きょ放送を決めた同日午後7時からの特別番組「緊急放送! WBC決勝 日本×アメリカ ~世界一の歓喜をもう一度!~」も22・2%と高視聴率を記録した。
日本代表戦は7試合全てで平均世帯視聴率40%超を記録。10日にTBS系で放送された1次ラウンドの韓国戦は同44・4%とWBC中継の過去最高値をマークし、16日にテレビ朝日系で放送されたイタリア戦では48・0%と最高値を更新した。
全7試合の生中継を1試合でもリアルタイムで視聴した人は、国内で推計約9446万2千人に上ることもビデオリサーチの調査で分かった。最も多くの人が視聴した試合は韓国戦で、推計約6234万人。テレ朝によれば、決勝の全国推計視聴人数は約5463・9万人だった。
ビデオリサーチによると、4歳以上が1分以上視聴すれば「見た」と定義し、全国の視聴人数を推計した。