堺正章 愛車の48年式マセラティは「2歳違いの妹みたい」主催クラシックカーイベント総額80億円の名車ズラリ

 タレントの堺正章(76)が26日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたクラシックカーイベント「SUPER MUSEUM」スタートセレモニーに出席した。堺らクラシックカー愛好家が主催で初開催。堺は世界に3台しか現存しない愛車の「48年式マセラティ A6GCSモノフェロ」とともに登場し、大きくエンジン音を鳴らし、会場を周回した。

 この日は日本全国から名車20台が集結し、六本木を出発。2日かけて都内から富士スピードウェイまでを往復する。総額は「80億円くらい」と明かし、「すてきな車たちが集まってくれました。人生最高の日と位置付けるくらいです。珠玉の名車とはどういうものか、見ていただくチャンスです」と喜びいっぱいに話した。

 1990年に旅行先のイタリアでクラシックカーレースを観戦し、魅力にとりつかれた。「この時代の車は、技術が発達していない時代の、匠(たくみ)の情熱や熱意を感じる。飽きっぽい性格ですがこれだけはずっと同じモチベーションを保っていられる」と熱弁。約15年前に手に入れた愛車は「48年式で僕が46年生まれなので、2歳違いの妹みたいなもの。この車が100年後、200年後も日本に残ってくれるとうれしい」と語った。

 野球のWBCについても言及。14年ぶりに世界一となった日本代表について、「準決勝決勝はみてました。すごいじゃないですか。栗山監督が打てなかった村上くんを耐えて使っているうちに開花した。我慢のしがいがあったね~。日本人特有の情念を感じました」と絶賛した。

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