村上宗隆内野手の入場曲 WBC優勝翌日に再生数584%UP 不振から大活躍にリンクする歌詞で話題

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で侍ジャパンの世界一に貢献した、ヤクルトの村上宗隆内野手の入場曲「マイ・タイム feat.ジェレマイ」(ファボラス)のストリーミング再生数が、優勝翌日の23日に584%上昇(20日比)したことが26日、ユニバーサルミュージックから発表された。

 同曲はアメリカのラップ曲で、村上が憧れている総合格闘家の堀口恭司選手が入場曲に使用していたことから、村上も入場曲に設定。サビの歌詞「過去を気にしている暇はない もう昨日のことだ 命がけでいく」などが、前半戦は不振に苦しみながら、準決勝、決勝と活躍した村上の姿に当てはまると話題になっている。

 同社の担当者は「WBCの過去の大会ではここまで動いた楽曲はなかったと思います。今回は今までと比べて注目度が段違いということ、加えて村上選手の状況と歌詞がリンクしたこともあり、再生数が跳ね上がったのだと思います」と分析した。

 他にもSNSで話題となった、エンゼルス・大谷翔平投手がリーグ中、バスの中で日本語版を歌唱していた「デスパシート feat. ダディー・ヤンキー」(ルイス・フォンシ)は、20日比で23日に514%上昇。カージナルス・ヌートバー外野手の球団での入場曲「ブルーベリー・フェイゴ」(リル・モジー)も20日比で23日には421%上昇するなど、音楽面でも侍フィーバーを巻き起こしている。

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