俳優の宮沢氷魚（２８）が２７日、都内で行われた映画「エゴイスト」凱旋舞台あいさつに登壇した。昨年のＮＨＫ連続テレビ小説「ちむどんどん」で共演した女優・黒島結菜（２５）との熱愛が一部週刊誌で報道されてから初の公の場。熱愛には触れなかったが、１２日に香港で開催された第１６回アジア・フィルム・アワード（ＡＦＡ）での最優秀助演男優賞受賞を祝福され、笑顔で喜びを語った。

　会場から「受賞おめでとう」と声をかけられると、「ありがとうございます」と笑顔。トロフィーを持ち、「本当にたくさんの方々からメッセージをいただいた。僕が一番うれしかったのは、海外で日本の作品が評価されたこと。受賞で改めてこの作品にたくさんの注目が集中していると感じると感慨深くなった」と率直に語った。

　宮沢の父は元ＴＨＥ　ＢＯＯＭのボーカル・宮沢和史、母はタレントの光岡ディオン。受賞に家族も大喜びだという。「母と妹はＹｏｕＴｕｂｅで授賞式を見て、メッセージをくれて、文字から伝わってくる熱いものがあった。帰国後に実家に寄って報告したら、受賞瞬間を動画で撮っていて、それがブレッブレなんです。親に感謝というか、喜んでくれる人がいるのは幸せだなと思いました。父もおめでとうと一言、これからもがんばってねとくれた」と明かした。