長嶋一茂、WBC指導方法に感銘「日本球界のあり方、完璧にシフトさせないといけない」

 元プロ野球の長嶋一茂が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、世界一となった野球のWBC日本代表の指導方法について、「今回勝ったことで、日本球界のあり方を完璧にシフトさせないといけない」と訴えた。

 この日はWBC日本代表の白井一幸コーチを迎え、WBC秘話を聞いた。

 一茂は、今回の優勝で「日本球界のあり方を完璧にシフトさせないといけないし、シフトすると思っている」と切り出し、「つまり、今までのコーチ、監督って言うのは、かなり選手に強権発動的なコメントをしたり、決定権があるから当然だけど、そういう野球」と、首脳陣が強く選手を支配する指導法が主流だったと指摘。

 「ぼくは、その方々を否定はしないですよ。時代が時代だった。白井コーチもそういう時代でやっている」とした上で「栗山監督、コーチの方々が選手の自発性、信じるというシステム、今まで導入していた方はいると思うが、こんなにうまく結果がでたことは無かったと思う」と語った。

 これに白井コーチは「スポーツ界の指導者と選手は縦の関係。上から下に指示命令、一方方向が当たり前」だったが「でも栗山監督は横並び、フラット。もっといえば下支えする指導方法。選手の関わり、チーム運営、野球だけではなくスポーツ界全体の流れが変わるんではないかと、期待している」と話していた。

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