俳優の横浜流星（２６）、ＨｉＨｉ　Ｊｅｔｓの作間龍斗（２０）が３０日、都内で行われた映画「ヴィレッジ」（４月２１日公開）完成披露試写会に、黒木華（３３）、一ノ瀬ワタル（３７）、奥平大兼（１９）、古田新太（５７）、藤井道人監督（３６）と登壇した。閉ざされた村を舞台に、現代日本が抱える闇を描く。

　今作が映画２作目となる作間。初共演の横浜の姿に刺激を受けたという。「夜中の撮影があって、僕はテッペン超える前に終わって、残って見ていた。（横浜は）集中力がすごい。何時間もシリアスなシーンを撮っていても、ずっとぴりっとしたお顔だった」と声を弾ませた。

　一方、横浜も作間を「作品に対するまっすぐな姿勢を見て、好感を持ちましたね。これからもっとお芝居をやってほしいですね。２作目は意外です。堂々としてるので」と絶賛。姉役の黒木も「すごくいい子。お菓子を作るのが得意で、写真見せてくれて、お店に出してもいいくらいだった」と明かした。

　横浜は本作で、藤井監督作品６度目の出演で初主演長編。「７年の付き合いで公私ともにお世話になっているんですけど、より一層気合が入りました。渾身（こんしん）の作品が完成しました」と語った。