俳優の唐沢寿明（５９）が３１日、都内で、ＷＯＷＯＷ「連続ドラマＷ　フィクサー　Ｓｅａｓｏｎ１」（４月２３日スタート。日曜、後１０・００）の完成披露試写会に、共演の藤木直人（５０）、町田啓太（３２）、内田有紀（４７）らと出席した。

　世の中を裏から操る“フィクサー”の暗躍と、金と権力に群がる人間たちを描くノンストップサスペンス。主人公の謎のフィクサーを演じる唐沢は「俳優って素晴らしいなと思った。僕の役はひたすら気持ち悪いだけ。キモい」と発言した。

　その後も自身の役どころについて「キモい」を連発。唐突に横に並ぶ町田を見て「僕にも町田君みたいな時があった。こう見えても王子様と言われていたけど、点が付いて、玉子になってキモいだけになっちゃった」と悲しそうにしていた。

　同作の脚本を読み、実際に演じて「脚本は面白くてあっという間に読んでしまった。本当に面白い作品。見応えはすばらしいと思う」と手応え十分。唐沢と４度目の共演となる藤木は「ご一緒させていただくのはご褒美。撮影後におすしを頂いて、幸せな時間を過ごせた」と感謝した。