豊川悦司「トヨエツ」呼びが嫌すぎて俳優引退も考えた 超大物に呼ばれて考えガラリ
俳優・豊川悦司が2日、フジテレビ系「ボクらの時代」に出演し、「トヨエツ」呼びが嫌で引退を考えたことがあったと明かした。
「豊川悦司」は本名だが、プライベートの「豊川悦司」と俳優である「豊川悦司」はなるだけ「まぜこぜにしないようにしてるタイプ」だと説明した。トークなどで「プライベートのことを公にするのは好きじゃない」とし「できたらこういう取材も受けたくない」と冗談まじりに明言。共演の歌舞伎俳優・片岡愛之助は思わず「それはすいません、何か」と笑った。
愛之助が「昔は絶対(プライベートを語るのは)嫌やったんですか?」と尋ねると、豊川は「絶対嫌でしたね」ときっぱり。続けて「『トヨエツ』と言われるのが嫌で、『名前変えてやろうか』と思ったぐらい。『役者、辞めちゃおうかな』と思うことも何回かあったりとかね」と思い詰めたこともあると語った。
共演の俳優・椎名桔平は「昔よりはそういうとこ、マイルドになってきます?」と尋ねると、豊川は「なってきてます」と認めた。
「トヨエツ」呼びについては「市川崑さんという映画監督さんが、現場で『トヨエツくん、トヨエツくん』と呼んでくださることがあって、それから自分の中で『そういうことなんだな』とふに落ちた」と超大物監督にも浸透していることで、納得できるようになったという。「今は自分にとってはむしろ名誉なことだなって思えるようになりました」と時を経て心境が変化したことも認めた。
さらに、親や姉からは「えっちゃん」と呼ばれていることも告白。「時々、娘にも『えっちゃん』とか言われますけど」と照れ笑いした。