タレントの今田耕司が２日、フジテレビ系「ワイドナショー」に出演し、ダウンタウン・浜田雅功について「指導者として優れている」と分析した。

　教科書の話題から、学生時代についての話に発展。ＭＣの東野幸治が「今田さんも、高校時代は全寮制の学校で」と話を振った。今田は、浜田が通っていた超スパルタ教育で知られる日生学園第二高校の後輩。ただ、浜田は３年間通ったが、今田は１年生の途中で脱走している。

　現在は超スパルタではなくなっているが、今田は「上半身裸で真冬に水浴びとか、隊列を作って（登校）とか」と平然とコメント。「廊下と教室（の間）に、窓、ガラスはないですから。先生が見回りするんで。授業中の姿勢が崩れてないか」と次々とエピソードを繰りだした。ＯＢではない東野も「トイレ掃除のＶＴＲも見ました。素手でね」と付け加えた。

　今田は「ぼくは１年で脱走して辞めたんですけど、あのお方は３年間務め上げたんです。副学寮長ですから」と浜田がきちんと卒業したと説明。「副学寮長だと、まとめないといけないんで、寮を。だからやっぱり、怒る時は怒るし。われわれも指導していただきましたし」と東野とともにカミナリをくらったこともあると明かした。

　浜田の指導法については「ちゃんとアメとムチがね。殴った後にヒザに手を置くっていうあのセットね」と笑顔。フジテレビ・佐々木恭子アナウンサーは「ちょっと今の時代、かなり…」とあくまで過去のことであるとフォローを入れた。

　今田は「ガーンっていった後に、１人になって落ち込んでたら、フッと来て、ヒザにポーンと手を置いてな。『こうやってな、先輩に迷惑をかけたら…』っていうのをこんこんと」と“浜田セット”を具体的に解説。「だから、指導者として本当に優れた方なんです」と力説していた。