前川清が坂本龍一さん追悼「人の命は短いけれど、音楽はずっと残り続ける」

 歌手の前川清(74)が3日、音楽家・作曲家坂本龍一さんが亡くなったことを受けて、デイリースポーツの取材に応じて坂本さんを悼んだ。

 前川は、歌謡グループ「クールファイブ」のリードボーカルとして活躍した後にソロデビュー。デビュー曲「雪列車」の作曲を手がけてくれたのが、坂本さんだった。

 前川は「今から40年くらい前、私の『KIYOSHI』というアルバム制作の為に、演歌とは違ったミュージシャンの方達に楽曲提供と演奏をお願いしました。その中のお一人が教授(坂本龍一さん)です。レコーディングの初日、一日中ドラムをたたき、和太鼓みたいな響きにしたいと話してくれました。そして生まれたのが『雪列車』です」と当時を振り返る。

 その上で「病気とは伺ってましたが、まだまだお若いし、これからやりたかった音楽もあっただろうと、残念でたまりません」と悔やんだ。そして「人の命は短いけれど、音楽はずっと残り続けるという言葉を思い出します。宝物の曲を残してもらいました。大切に歌っていきます。心よりご冥福をお祈りいたします」と追悼した。

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