道端ジェシカ釈放 夫のカオ容疑者はMDMA密輸「間違いない」再逮捕 尿検査は陰性
合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬特例法違反の疑いで3月に警視庁に逮捕されていたモデルの道端ジェシカ(38)が5日、東京・原宿警察署から釈放された。
周辺は報道陣が集まり、道行く人が足を止めるなど騒然。道端が乗ったとみられる黒のワンボックスカーは午後4時半ごろ署を出たが、仕切りのカーテンがかかっており車内の様子や表情を確認することはできなかった。
道端は3月に六本木のホテルに夫で米国籍の映画プロデューサー、ケネス・カオ容疑者(46)と滞在中にMDMAを所持した疑いで逮捕された。この日、警視庁はカオ容疑者がMDMAを日本に密輸したとして麻薬取締法違反の疑いで再逮捕。カオ容疑者は「間違いない」と容疑を認めている。捜査関係者によると、2人は薬物の尿検査で陰性だった。
3月に海外から到着した荷物にMDMAが隠されているのを税関職員が発見。送り先のホテルに荷物が届いた際に警視庁の捜査員が踏み込み、部屋にいた2人を麻薬特例法違反の疑いで現行犯逮捕した。荷物はカオ容疑者宛だった。
釈放を受けてジェシカの所属事務所は公式サイトに文書を掲載。「関係者の皆様・ファンの皆様には大変ご心配をおかけ致しましたこと、改めてお侘び申し上げます」と謝罪。尿検査の結果が陰性だったことを報告し「捜査が継続しているとのことですので、これ以上のコメントは差し控えさせていただきます」とした。また「ご主人に関しましては、担当弁護士が異なる」ため伝えられることはないとした。
ジェシカは2015年に離婚。その後にカオ容疑者との交際が報じられ、18年にはロサンゼルスでの試写会で2ショットを披露していた。