「びんずる尊者像」盗難で国際基督教大卒の芸人が風評被害に懸念「僕じゃありません」
長野市の善光寺から、触れると病気が治るとして親しまれている「びんずる尊者像」を盗んだとして、長野県警は5日、窃盗容疑で職業不詳森本晋太郎容疑者(34)を逮捕した。森本容疑者は「あの像に恨みがあった」という趣旨の供述をしているという。
像は5日に長野県松本市内で発見されており、6日に善光寺に運び込まれ、返された。
この事件を受けて、思わぬ“迷惑”を被った芸人がいる。お笑いトリオ・トンツカタンの森本晋太郎(33)だ。名前の表記は容疑者とまったく同じ、年齢も1歳差と近い。5日に事件が報じられると、ニュース画像を添えて自身のツイッターで「僕じゃありません」とつぶやき、風評被害が起きないよう、無関係であることを強調していた。
森本は国際基督教大学卒業という異色の経歴の持ち主。コントに定評のあるトンツカタンのネタ作りも担当しており、バラエティーでMCを務めることもある。