オスカー獲得のブレンダン・フレイザー「いまだに自分であるのが驚き」来日会見で喜び

 米俳優のブレンダン・フレイザー(54)が6日、都内で、米映画「ザ・ホエール」(7日公開)の来日会見に出席。同作で映画界最高の権威とされる「第95回アカデミー賞」で主演男優賞を受賞し、その喜びを語った。

 ブレンダンは「15年ぶりに帰って来られてうれしい。昨日しゃぶしゃぶをいただいた。これから作品が公開されるということでワクワクしています」と笑顔。オスカー像を獲得した手応えを「いまだに自分であるのが驚き。(アカデミー賞発表は)ワクワクしましたけど、自分が招待されると思っていなかった」と明かした。

 死期が迫る孤独で巨体の男が、疎遠になっている娘との関係修復を計る最後の5日間を描く物語。「演技の選択肢として強いクセを使うのではなく、彼の人生を忠実に描くように演技した」と撮影を振り返った。

 主演女優賞を獲得したミシェル・ヨーとは、映画「ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝」(08年)で共演。「仲のいい友達」と明かして「再びこういう形で会えてうれしい。彼女は才能にあふれていて、ものすごい勇気がある」と感激した。

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