旧N党、突然代表解任で抗争 LINE暴露の大津綾香党首を交代と 大津氏は抵抗姿勢 立花氏「証拠動画」提示
政治家女子48党(旧NHK党)の齊藤健一郎参院議員と、前党首の立花孝志氏が7日午前、SNSに連続投稿し、同党の代表者が大津綾香党首から齊藤議員に変更されたとして、書類などの画像をアップした。
齊藤議員は「私、齊藤健一郎は国政政党 政治家女子48党代表に就任しました。大津前党首より、口頭にて代表委任の申し出を3/29に引き受けました」と投稿。立花氏は「大津綾香さんは、もう国政政党政治家女子48党の党首ではありません!」と記した。
大津氏は3月30日付投稿で、立花氏とみられる人物とのLINE応答を画像として公開し、代表権返還を求められたが決裂したことを明かした。立花氏は同31日の会見で、党には333名から10億円以上の借金があると説明し、代表権返還を求めた理由を「これ以上、代表権が立花ではないことに不安を抱えている方が多くいらっしゃる」と述べていた。
大津氏は6日夜に「www政治家女子ともはや関係ない人が党首の私を政治家女子の全体ラインから削除しました。その権利はあるのかなwお金の流れを開示しパワハラモラハラをなくしたいと言っているだけなのに」とも投稿し、またもLINE画像をアップするなど抵抗姿勢を示している。
立花氏は「政治家女子48党の代表権が、大津綾香から斎藤健一郎参議院議員に移動した証拠動画!」として、3月29日に参院議員会館から配信し、大津党首や立花氏らが主張展開しているYouTube動画「緊急会議ライブ配信 参議院議員会館講堂で行います」を示した。
同党は3月に当時参院議員のガーシー氏が帰国要請に応じず参院本会議を欠席した責任を取るとして、立花氏が党首を辞任。党名を「政治家女子48党」に変更し、新党首に大津氏が就任していた。