人気ロックバンドのボーカル41歳が死去 3年前から大腸がんで闘病 3月ツイート「最後の最後まで希望捨てずに頑張る」
ロックバンド、空想委員会のボーカル、三浦隆一さんが3日、死去した。41歳だった。公式HPで発表された。
「3年にわたる大腸がんとの闘病の末、4月3日に永眠致しました」と報告されている。
2010年1月、三浦、佐々木直也、岡田典之により結成。2011年12月28日、アルバム「恋愛下手の作り方」でインディーズデビュー。2014年6月4日、アルバム「種の起源」でメジャーデビュー。2019年4月1日で、当時の体制での活動を終了。メンバーはそれぞれの活動を始める。2021年4月15日、2年間の休止期間を経て活動再開を発表。再びインディーとして活動をスタートしていた。
今年、ワンマンライブツアー「Welcome Home」の開催を発表し、作曲活動や新作リリースなど、例年よりも更に精力的な活動を目指していた。
3月20日、ツイッターで大腸がんのため入院していることを発表。「いつまでどこまでやれるかわからないけど、最後の最後まで大好きな音楽をやり続けたいので希望を捨てずに頑張ります」とつづっていた。
4月8日には飯坂温泉ミュージックフェスティバル「おと酔いウォーク」に出演予定だったが、三浦さんの「療養のため」と出演キャンセルすることが3月29日、発表されていた。
【以下、報告全文】
空想委員会を応援してくださっている皆様に謹んでご報告いたします。
空想委員会のボーカル三浦隆一が、3年にわたる大腸がんとの闘病の末、4月3日に永眠致しました。享年41歳でした。
三浦さんは、今年空想委員会ワンマンライブツアー「Welcome Home」の開催を発表し、作曲活動や新作リリースなど、例年よりも更に精力的な活動を目指し、病気と闘いながらも真摯に音楽と向き合っていました。
そんな中での突然の悲報に、メンバー、スタッフ共に深い悲しみに襲われています。
尚、葬儀はご遺族の意向により近親者のみで執り行われました。
皆様におかれましても、静かに三浦さんを見送っていただけますようお願い申し上げます。
今後の空想委員会の活動につきましては後日改めてご報告いたします。
三浦さんのご冥福を心からお祈りすると共に、生前の多大なるご厚情を心より感謝申し上げます。
2023年4月7日
空想委員会