お笑いコンビ・オズワルドの伊藤俊介（３３）が８日、都内で初著書のエッセー集「一旦書かせて頂きます」（ＫＡＤＯＫＡＷＡ）発売記念イベントを行った。

　本著はかつてコロナ禍で仕事が激減したことをきっかけに始めた、ダ・ヴィンチＷｅｂなどでエッセー連載を１冊にまとめたもの。「書き上げるのに大変な思いしてやっと出したけど、出た今は印税のことで頭がいっぱいです」とニヤリ。漫才と執筆の違いについて、「種類が違いすぎるからこそ、文章から入ってくれる人もいる。大変さが違うからこそファンの層も違うのでうれしかったですね」と笑顔を見せた。

　妹で女優の伊藤沙莉（２８）にも完成品を手渡したといい、「途中まで読んでるみたいです」。交際中の蛙亭・イワクラ（３２）の協力もあったようで、「連載してるときは（出版社に）送る前に、『どう思う？』って読んでもらってた。面白いとポジティブな意見をもらってました」と明かした。結婚について問われると、「したらいいますよ！連絡先を教えてください」と報道陣を笑わせた。

　Ｍ－１では４年連続ファイナリスト。今年こそ優勝を狙うが、「優勝を狙ってやらせていただきますけども、気を張りすぎないようにやります。バキバキになりすぎても」と気持ちはセーブして臨む。「自分でＭ－１見たことなかったけど、昨年だけ気になって見返して、なんて苦しそうに漫才してるんだと思った」と真意を明かした。