福山雅治「テレビで見た方がいるな」 大泉洋も大暴れ TBSドラマ3作、超豪華キャスト陣が夢の競演

 TBS4月期ドラマ3作の合同制作発表会見「TBS DRAMA COLLECTION2023 Spring!!」が8日、都内の同局で行われた。日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(23日スタート、日曜、後9・00)、火曜ドラマ「王様に捧ぐ薬指」(18日スタート、火曜、後10・00)、金曜ドラマ「Pending Train-8時23分、明日 君と」(21日スタート、金曜、後10・00)の主要キャスト12人が一同に集結。超豪華なそろい踏みで、それぞれの魅力を競い合った。

 日本を代表するスター俳優から、新進気鋭のアイドルまで、豪華キャスト陣が赤坂・TBS前の“ブルーカーペット”を歩いて登場した。「ラストマン-」で主演する福山雅治(54)は「華やかで、僕もうれしい。ドラマをしていないとなかなか会えないので、テレビで見た方がいるなと」とジョークも交えながらほほ笑んだ。

 同作で福山のバディを務める俳優・大泉洋(50)も大暴れだ。3つのドラマを束ねる大がかりな会見にも「この後、(生放送のオールスター)感謝祭もありますからね。よく考えたな」とタイトなスケジュールを追及して会場の笑いを誘いつつ、昨年末の紅白歌合戦ではともに司会を務めた「王様に捧ぐ薬指」主演の女優・橋本環奈(24)とは紅白の話題でトークを展開した。

 さらには「ペンディングトレイン-」に出演する俳優・赤楚衛二(29)には「小栗旬くんの後輩だよね。『鎌倉殿』で聞いてるよ」と、自身が昨年出演したNHK大河ドラマを“利用”して笑いを誘う一幕も。全方位的に躍動し、各ドラマを巧みにつないだ。

 出演者同様、ドラマのストーリーもバラエティーに富んでいる。突然訪れたサバイバル下の「ペンディングトレイン-」に、契約結婚をベースに甘酸っぱい恋模様を描く「王様に捧ぐ薬指」。そして、シリアスな刑事ドラマながら、どこか笑える「ラストマン-」。それぞれのドラマが持つ魅力は、多岐にわたる。

 福山は、自身が主演するドラマを「リアルタイムで起きている社会問題をベースにしながら、エンターテインメントしています。非常に楽しめる作品になっております」とPR。その上で「今、テレビドラマに何ができるのか。求められているものは何か。できることは何か。それに挑戦している。挑戦を楽しんでもらえれば」と、作品の力を熱弁していた。

 ◆王様に捧ぐ薬指 橋本環奈が演じる羽田綾華は誰もが認める絶世の美女。5人きょうだいの長女として経済的に苦労する家族を助けるためにも、すぐに新たな職を探さなければならない。綾華は「ラ・ブランシュ」という会社のウェディングプランナー職の面接を受けることになり、そこで御曹司と契約結婚をすることに。

 ◆ラストマン-全盲の捜査官- 福山演じる全盲のFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見は、どんな難事件も必ず最後に解決させることから“ラストマン”と呼ばれていた。日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で日本にやって来た。皆実のアテンドを命じられたのが、大泉演じる警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗。誰よりも悪を憎み、犯人検挙のためには手段をいとわない刑事。

 ◆「Pending Train-8時23分、明日 君と」 脚本家・金子ありさによるオリジナルストーリーで、山田裕貴主演。同じ電車に偶然乗り合わせた見ず知らずの乗客たちが、突如未来の世界へワープしてしまい、水も食料も電波もない極限下の中で懸命に生き、元の世界に戻ろうとする姿を描く予測不能のヒューマンエンターテインメント。

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