石原良純、不明陸自ヘリは「おそらく気象現象的な事じゃないかと」攻撃説に異論
俳優の石原良純が10日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、陸上自衛隊のヘリコプターが不明となっている件について、「事故は起きるもの」「気象現象的なことじゃないか」との持論を語った。
番組では陸上自衛隊のヘリが宮古島沖で行方不明となっている事故を取り上げた。事故の原因がハッキリしないことから、一部ネットでは外国からの攻撃説も流れているが、番組では防衛省幹部が「ミサイルなら爆撃音がする」と攻撃の可能性はないと話したことも伝えた。
これに石原は「事故って起きるものじゃないですか。飛んでいるものは事故も多い」とコメント。「今回は幹部が乗っているから話題がこれだけ大きくなる部分もある。乗っていなかったらここまでニュースとしてずっと取り上げられるか」とも指摘した。
「ネットが騒ぐ、それをテレビが伝える、その時の国会答弁で野党が防衛大臣に聞く、その部分だけが切り取られてニュースになると、またネットが騒ぐ」とも語り「この問題は、おそらく航空機事故だと思う。それを過度に変な風に切り取って取り上げていくことが、情報を精査していくことを気をつけないと」「事故は早く究明されるのが良いが、一連の騒ぎ、ネットと付き合い方、テレビのニュースの見方、その方が気になります」と語った。
また、事故直前のヘリが飛んでいる写真を見て「天候は良くないからね。後ろの雲を見ても、青空じゃないし、寒冷前線が通ったりしたときもあるし、寒気が入って春は気流が乱れる。あの雲が発達してダウンバーストみたいに、ドンと落とされることもあるわけです」「ぼくはおそらく気象現象的な事じゃないかと…」との持論も展開していた。