宮川大助・花子 4年ぶり夫婦漫才披露へ 血液がんで闘病中の花子「2人で皆様の前に」 昨秋は意識不明で搬送も

 4年ぶりの漫才披露が決まり笑顔を見せる宮川大助・花子の宮川花子(手前)と宮川大助
 笑顔で会見に臨む宮川大助・花子の宮川花子(左)と宮川大助
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 血液のがんの一種、多発性骨髄腫で闘病中の漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子が10日、大阪市内で会見。来月1日にイベント「宮川大助・花子の『おまたせ!』」(大阪市・YES THEATER)で、夫の宮川大助とともに舞台に上がり、約4年ぶりとなる夫婦漫才を行うことを発表した。

 今回のイベントは花子たっての希望で実現したといい、花子は「どんなことがあっても2人で皆様の前に出たい、という私のわがままですね」と、理由を説明した。大助も「『ああ、始まるんや』という感じ。どういう形になるかわからんけど、嫁はんはやる気まんまんなんです」と、笑顔を見せた。

 現在も体調は一進一退。昨年10月には意識不明の状態で救急搬送され、3日間意識が戻らない状態に陥った。「1日に20錠、月に600錠」の薬を服用しており「薬でお腹いっぱいになるわ」。足のしびれなどもあり、車いすは欠かせず、舞台も車いすで登場することになりそう。しかし「最初は皆さんびっくりすると思うけど、1分もたたんうちに挽回できると思う」と、自信をのぞかせる。

 昨年4月、吉本興業創業110周年記念に新喜劇のゲストでNGKの舞台に立ったが、目標は「(漫才で)NGKの舞台に立つ」。さらに「漫才大賞欲しいね。もし、もらえたら昭和、平成、令和でいただくことになる。それまで頑張ろうかな」と語った。

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