宮川大助・花子 おまたせ!4年ぶり夫婦漫才「生きてますよ」強烈“つかみ”花子の希望
宮川大助(73)と宮川花子(68)の夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」が10日、大阪市内で、来月1日に「宮川大助・花子の『おまたせ!』」(大阪・YES THEATER)を開催し、約4年ぶりの夫婦漫才を行うことを発表した。
今回の公演は、血液のがんの一種、多発性骨髄腫で闘病中の花子の希望で実現したという。車いすに乗って登場し、冒頭から「生きてますよ」と強烈な“つかみ”を見せた花子は「早めにやっとかへんかったら、お迎えが先にきてしまうんちゃうか、と思って」と動機を説明。車いすでの復帰に「パラ芸人としていきたい」と、前向きな笑顔を見せた。
2019年12月に病を公表し、体調は一進一退。「月に600錠」の薬を服用し「薬でおなかいっぱいになるわ」とぼやく。昨年10月には心肺停止の状態で救急搬送され、3日間意識不明となった。
「生きるってしんどいわ」と、しんみりこぼした花子。大助の「呼吸してくれているだけでありがたいんや」という言葉を背に、4年ぶりの晴れ舞台実現を目指す。