原口一博議員、闘病を公表 頭髪抜けウィッグ使用で差別中傷も「髪の毛がなくてもなんだ!」

 立憲民主党の原口一博議員が11日、自身のSNSで闘病中であることを公表。病気の影響で髪の毛が抜けてしまい、ウィッグをつけていることを明かした。

 原口議員はツイッターの音声を流すスペース機能で「ある病気で闘病中で、髪の毛がなくなりました。髪の毛がなくなったので、なくなる前にウィッグを。地元のNPOの方で、いろんな病気で髪の毛ってなくなるんですね。暖かいネットワークがあって、どうぞ用意してくださいと」とウィッグを着用していると明かした。

 原口議員はウィッグをつけて国会に出席し、質問を行ったが、その際に頭髪に違和感があったことから、ネットが騒然。原口議員も「おまえはヅラかとか、言ってることもずれてるが、カツラもずれてるぞとか。容姿についての差別」の書き込みを目にしたと明かした。

 病気のことを黙っていたのは「母が90歳で入院中。(自分の病気を)伝えてはならないと。死ぬような病気ではないが、闘病のじゃまをしちゃいかん」という理由と「統一地方選で仲間が闘っている。皆に動揺を与えないようにと隠していました」という理由を挙げた。

 病名については「言えません」としたが「でも必ず復活する。2カ月で髪の毛も元にもどってくる」とも説明。ただ「髪の毛がなくなる恐ろしさは経験しないと分からない」とも語った。

 最初は「喉の火傷だと思った」といい、そこから医師に見せたところ「ちょっと、ちょっととなって。ただ治療に時間はかかるが、死ぬような、そんなものではありませんと言われ、今に至ってます」とコメント。「バレちゃったので、髪の毛がなくてもなんだ!と開き直ってお話ししてます。ご心配をおかけしました」と語っていた。

 同僚の国会議員たちも、原口議員の違和感に気づいていたといい「何にも言わないでいてくれた友人達に感謝したい。お前どうした?という人は一人もいなかった」と友人、同僚たちにも感謝を伝え、改めて「国会の活動には何の支障もないので頑張っていきたい」と話していた。

 原口議員は16年12月に国指定の難病「骨形成不全症」であることを公表したが、今回は別の病気だという。

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