凪良さん「3年間ずっと悔い」 本屋大賞2度目受賞で思わず涙

 全国の書店員が売りたい本を選ぶ「第20回本屋大賞」授賞式が12日、都内で行われ、凪良ゆう氏(50)の「汝、星のごとく」(講談社)が大賞を受賞した。凪良さんは2020年の「流浪の月」以来2度目の大賞。

 緊急事態宣言下で参加がかなわなかった、20年の授賞式に触れ、「会場にすらたどり着けなかった。直接お礼が言えなかったこと、ともに喜びを味わえなかったことが、3年間ずっと悔いになって残っていました」と思わず落涙。PRのために全国の書店を訪問し、「書店員さんから、『ずっと応援していました』と声をかけていただいて、もういいなと思った」と、吹っ切った思いを口にして笑顔を見せた。

 2位には安壇美緒氏の「ラブカは静かに弓を持つ」(集英社)、3位には一穂ミチ氏の「光のとこにいてね」(文藝春秋)、4位には呉勝浩氏「爆弾」(講談社)、5位には青山美智子氏の「月の立つ林で」(ポプラ社)が選ばれた。

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