俳優・稲垣吾郎が１３日、東京・東京建物Ｂｒｉｌｌｉａ　ＨＡＬＬで、１４日から東京公演を上演する主演舞台「サンソン　－ルイ１６世の首を刎ねた男－」の公開げいこを行った。稲垣は、大けがから復帰し６日に復活優勝を果たした元ＳＭＡＰのオートレーサー・森且行に祝福のメッセージを送った。

　稲垣は「ずっと一緒にやってきた仲間なので素直にうれしいです。お会いできてないので直接おめでとうを伝えたい」と笑顔。森の休養中も連絡は「ちょこちょこ取っていた」と明かし「ずっと心配していたけど、復帰できて本当に良かった。男同士だし、元々グループ時代からベタベタと連絡を取り合うっていう感じはなかったんです。心でつながっていますから。ぜひ、この舞台も見に来てほしい。お伝えください」と声を弾ませていた。

　同舞台で稲垣が演じるのはフランス革命期に実在した死刑執行人のシャルル＝アンリ・サンソン。「歴史の教科書に出てくるような人ではないですが、こんな人がいたことを知っていただけたら」と数奇な運命をたどった人物を体当たりで演じる。

　東京公演を３０日まで同所で、大阪公演を５月１２日から１４日までオリックス劇場で、長野県で松本公演を５月２０日、２１日にまつもと市民芸術館主ホールで行う。