ガーシー容疑者、旅券失効 退去を求められるかは滞在国の判断
芸能人らに対する暴力行為法違反(常習的脅迫)などの疑いで警視庁が逮捕状を取った元参院議員のガーシー(本名・東谷義和)容疑者(51)の旅券が失効したことが13日、外務省への取材で分かった。元議員は12日、滞在中とみられるアラブ首長国連邦の日本総領事館に旅券を紛失したと届け出た。失効は12日付。
退去を求められるかどうかは滞在国の判断になる。外務省は3月、今月13日までに返納するよう命令を出していた。警察当局は国際刑事警察機構を通じ、国際手配する方針。
警視庁は昨年12月以降、任意聴取を繰り返し要請したが帰国せず、芸能人らを脅すような動画の配信を続けたことから、逃亡、証拠隠滅の恐れがあるとして逮捕状を取った。