俳優の藤竜也（８１）が１８日、都内で行われた主演映画「それいけ！ゲートボールさくら組」（５月１２日公開）完成披露上映会に、共演の石倉三郎（７６）、大門正明（７４）、森次晃嗣（８０）、小倉一郎（７１）、田中美里（４６）、山口果林（７５）らと登壇した。

　藤、石倉、大門、森次、小倉ら合計３８０歳の超ベテラン俳優陣が、元高校ラグビー部５人を演じ、ゲートボール大会の優勝を目指すスポ根人情コメディー。８０代となって初主演映画の藤は「大いに笑っていただいて、元気をもらえるような映画になっていると思います」と自信を込めた。

　競技シーンではＣＧなしのガチプレー。藤は「ゲートボール、なめてましたね。公園でやっている年配の方々を横目に見ながら、私と同じくらいの人たちがやっているんだから、たいしたことないんだろうと思っていたら、大変でした。私はめったにＮＧを出す俳優じゃないんだけども、今回は自由にＮＧ出しましたね」と苦笑いした。