ゴルゴ松本 TIMのギャグ「シャネル!」はシャネル社からの苦情で封印していた それでも感謝「おかげで命ができた」
TIMのゴルゴ松本が配信中のYouTubeチャンネル「街録ch」に出演。半生を語った。売れっ子になる直前、持ちネタの「シャネル!」で苦情が来て、ギャグを封印したことなどを明かした。
TIMの若手時代、出演したテレビ朝日「タモリ倶楽部」で、走る軽トラに乗ったタモリに、若手芸人が追いかけながらネタをやるという企画があり、ゴルゴはレッド吉田と出演したという。
当時はコント主体にやっていたが、「コントは止まらなきゃいけない。これはネタじゃねーなと思ってギャグをやり出した」と番組でウケる戦略として、ギャグを開発した。その第1号が、「シャネル!」。腕を広げて足を広げて、Cを2つ重ねたシャネルのロゴを表現した。
TIMといえば「命!」「炎!」などの漢字を2人でパフォーマンスするギャグが有名だが、ゴルゴいわく「シャネルの方が先。ルイ・ヴィトン、プジョー、アニエスべーとかやってたんです」という。
タモリにはバカウケした。しかし「シャネルから苦情が来てやめたんです」と、まさかのクレームで封印したことを明かした。
それでも大逆転が。「苦情が来てやめたから『命』ができるんです。ありがたいんですよ。シャネルさん、ありがとうございますなんです!」。
新たに開発した漢字ネタが代表作となり、本格ブレーク。ゴルゴはそのことを回想し、シャネルに手を合わせて感謝した。