“三谷殿の3人”集結 柿澤勇人&宮澤エマ&迫田孝也 三谷幸喜氏新作舞台に「鎌倉殿」出演者「今一番信頼している」

 舞台に出演する(左から)柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也
 舞台作品へ久しぶりの新作を書き下ろす三谷幸喜氏
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 劇作家の三谷幸喜氏(61)が舞台「Odessa(オデッサ)」(来年1月、東京芸術劇場プレイハウス)の作・演出を務めることが19日、分かった。三谷氏が脚本を務めた、昨年放送のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に出演した柿澤勇人(35)、宮澤エマ(34)、迫田孝也(46)の3人が出演する。

 「今一番信頼している」という“三谷殿の3人”が集結する。三谷氏の書き下ろし新作舞台は、2020年7月以来。今作のテーマは「言語」で、密室で繰り広げられる会話バトルを描く。配役は未定ながらアメリカで殺人容疑にかけられた英語を全く話せない日本人旅行客と検事補、通訳の3人が登場する。

 作品を固める俳優陣は「鎌倉殿-」で源実朝役の柿澤、北条実衣役の宮澤、源範頼役の迫田。柿澤の「パワフルで繊細な演技」、宮澤の「コメディエンヌとしての才能」、迫田の「得体の知れなさ」にほれ込む三谷氏は「三人に当ててホンが書けるなんて、僕はなんと幸せ者なのでしょうか」と感激している。

 俳優陣も“チーム三谷”への再加入を喜ぶ。柿澤は「役を、芝居を、楽しんで良いんだと思わせてくれたのは役者人生で三谷さんが初めて。次はどんな出会いが待っているのか」と期待。宮澤は「たった3人の出演者の1人に選んでいただけた、この事実だけで即決でした」と歓喜し、迫田は「新たな三谷ワールドを作ることができるこのうれしさといったら!再びあの緊張感のある創作現場に身を置けると思うと、もうすでに居ても立っても居られない気持ち」と鼻息を荒くした。

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