八代弁護士 高騰ポケカのトラブルに「渇望感あおると子供が餌食になってしまう」
弁護士の八代英輝氏が25日、TBS系「ひるおび!」で、高騰しているポケモンカードでトラブルが起きていることに「子供対象のもので、あまり渇望感をあおるものは…」との考えを語った。
この日は販売初日から品薄で価格も高騰しているポケモンカードについて特集。番組調べでは1枚30円のカードに30万円近い値段がついているものもあると紹介。大人による買い占めも横行しており、子供達が手に入らないため、入荷した半分は中学生以下にしか売らないという対策を講じている店舗もある。だがその店舗でも、店外で知らない子供にお金を渡し、買ってくるように頼む大人がいるという。
これに八代弁護士は「転売ヤー、チケットに関しては規制されたが、トレーディングカードはまだされていないので、要するにレアなカードを出すことで興味を長続きさせるのは戦略のひとつではあるが、子供対象のものであれば、あまり渇望感をあおるのは、結局、転売を目的にする人物の子供が餌食になってしまう」と心配の声を上げた。
そして「メーカーが販売戦略を工夫すれば良いところでは…と思う」とも指摘。限定品に高値がつくことにも「限定品第2弾をすぐに出せばいい」「そういう目的の買い占めは意味が無いことを知らしめるべき」とも話していた。