立民・原口一博氏「悪性リンパ腫」ウィッグずれて「励みに」と公表 総理目指し渋っていた
立憲民主党の泉健太代表が25日、自身のツイッターを更新し、悪性リンパ腫と診断され、治療中であることを明かした同党の原口一博衆院議員を激励した。原口氏は22日に自身のツイッターで、音声で病名を「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫」と公表していた。
泉氏は、原口氏の親友でもある同党の渡辺周衆院議員との笑顔の3ショットを掲載。「『代表、一緒に写真を撮ろう。坊主頭の初日だから』と原口一博元総務相が先週、声をかけてくださり撮影。」と状況を説明した。「悪性リンパ腫と闘病中でありながらも、『同じような病気と闘う人の励みに』と、国会質疑にも立ち続けています。」と賛辞を贈った。
原口氏は25日にツイッターで公開した音声でも病気について語っている。担当医の勧めで病名を公表したが、当初は「ぼくは総理大臣まで行こうと思ってるんです」と公表を渋っていたという。しかし、国会答弁で頭を触った時にウィッグがズレてしまい、自身がトレンド入り。今月14日に闘病のためウィッグを使用していることを明かしていた。
ただ、統一地方選の最中ということもあり周囲に気を使わせないよう病名は隠していた。結局、選挙戦がほぼ終了した22日午後7時56分にツイッターに音声をアップして病名も明かした。