少年忍者・川﨑皇輝がドラマ初主演 昏睡状態の高校生の難役「シナリオは本当にすてき、自分の芝居次第」

 ジャニーズJr.ユニット・少年忍者の川﨑皇輝(20)が、テレビ朝日系スペシャルドラマ「拝啓、奇妙なお隣さま」(今夏放送)でドラマ初主演を飾ることが25日、分かった。昨年の同局新人シナリオ大賞を史上最年少(22歳、当時)で受賞した若杉栞南氏さんによる受賞作のドラマ化。ひき逃げ事故で昏睡(こんすい)状態となって入院した男子高校生と、同じ病室に入院中の患者が、意識下で会話を繰り広げる異色のヒューマンドラマだ。

 昏睡状態の主人公たちが意識下で語り合うという設定から、映像化困難とも評された意欲作。主人公の山村陸を演じる川﨑は、ドラマ初主演で“心の声”という“静”の演技で感情を浮かび上がらせるという難役に挑む。

 川﨑は「シナリオは本当にすてきなので、後は自分の芝居次第だと思い、緊張感もありました」と明かし、「命やその最期をもテーマにした作品ですが、必ず、生きることに対して明るく前向きにしてくれる作品です」と呼びかけた。

 また、同室の患者・桑部辰郎の息子・佑太役を、ジャニーズJr.の大東立樹(18)が演じる。サッカー少年という役どころで、メークで“日焼け肌”に変身して熱演。「自分が出るシーンでないときの撮影でも共演者の方々のお芝居を見学させていただき、たくさんのことを吸収することができました」と振り返っていた。

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