鈴木京香がフジ連ドラに帰ってくる 20年ぶり主演で一人二役 主題歌・小田和正は12年ぶり
女優・鈴木京香(54)が7月期のフジテレビ系ドラマ「この素晴らしき世界」(木曜、後10・00)に主演し、初の一人二役に挑むことが25日、分かった。同局系連ドラ主演は「熱烈的中華飯店」(03年)以来20年ぶり。「東京ラブストーリー」など同局の名作ドラマを彩ってきたシンガー・ソングライター、小田和正(75)が、同局のドラマ主題歌を12年ぶりに手がける。
ドラマは子育てとパートに追われる平凡な主婦・妙子が、顔がそっくりで、スキャンダルがきっかけで国外に失踪した大女優・若菜になりすましての二重生活を強いられるコメディー。
鈴木は20年ぶりのフジ連ドラに「時が過ぎてゆく早さに驚いています」としみじみ。「20年前といわず、35年前くらいの気持ちに戻って“この素晴らしきドラマ”を楽しみたい」と意気込んだ。
一人二役については「外見的な違いを工夫することも楽しいですし、それぞれの女性の生きてきた人生の違い、考え方の違い、愛情の持ち方の違いを、表情やしぐさだけでも再現できたら。そして最終話ではそれぞれが違う世界を知り、ほんの少し成長できたらいいですね」と語った。
主題歌は小田の書き下ろし新曲「what’s your message?」で、26日から配信される。小田は「コメディーにこそ強いメッセージが隠されている。台本を眺めつつ書いた。『what’s your message ?』と言う曲になった」と述べている。
共演は若菜の所属事務所の社長役に木村佳乃(47)、若菜の夫役に沢村一樹(55)、妙子の夫役にマキタスポーツ(53)ら。