歌手の市川由紀乃（４７）が２６日、京都・伏見稲荷大社でこの日発売の新曲「花わずらい」の歌唱奉納を行い、同曲のヒットとＮＨＫ紅白歌合戦出場を祈願。ゆかりのパワースポットに名物の千本鳥居を奉納し、報道陣に披露した。

　曲にちなみ、女性の強さと弱さを表現したという着物姿で熱唱。デビュー３０年を迎えるにあたり、サビから始まるドラマティックな曲で新境地に挑戦したかったと明かし、「再び夢を追いかけて、ファンのみなさんと喜びを分かち合える年にしたい」と６年ぶりの紅白復帰を誓った。

　同社は２０１６年、１７年に参拝し、両年に紅白出場をかなえた特別な場所。母の松村栄子さん（７８）が、女児の誕生を願い参拝したところ市川を授かったというゆかりの地でもある。母が見守る中でのイベントに市川は「親孝行させていただけた」とにっこり。市川の祈りが届いたのか、ステージに立つと雨が降りやむというミラクルも起こした。