岡田准一 “妻”広末も感嘆「ハードな現場」 「最後まで行けました」主演映画の大ヒット予告

 俳優・岡田准一(42)が26日、都内で行われた主演映画「最後まで行く」(5月19日公開、藤井道人監督)のイエローカーペットイベントと完成披露試写会に共演の綾野剛(41)、広末涼子(42)らと登壇した。

 2014年に韓国で大ヒットした同名映画のリメークで、一つの事故を発端に極限まで追い詰められる刑事の姿を描いたクライムサスペンス。岡田は「僕で言うと『木更津(キャッツアイ)』とか『SP』とか『永遠の0』とか、やる前からいいにおいがするというか、これは話題になるなというにおいがあったりするんですけど、同じようなものを感じた作品」と、過去の主演作を挙げてヒットを予告した。

 陰謀に巻き込まれる刑事・工藤(岡田)と、それを追う冷徹な監察官・矢崎(綾野)が繰り広げる手に汗握るアクションも見どころで、工藤の別居中の妻役を演じた広末は「こんなハードな現場を見たことない。岡田君と綾野君じゃなかったら生還不能だったくらい」と感嘆。岡田は「最後まで行けました」と、タイトルになぞらえて笑いを誘った。

 綾野は、今作が岡田との念願の本格初タッグ。まだ駆け出しだった13年前に映画「SP THE MOTION PICTURE 野望篇」で1シーンのみ共演しているが、「SPで初めてお会いして、自分が成長した姿でまた共演したいというのが目標だった」としみじみ。岡田は「薄皮を一枚一枚はぐような敏感さを持って立っている役者さん」と繊細な演技を絶賛していた。

 磯村勇斗(30)、柄本明(74)も出席した。

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