【王林の“わはわ”】ドラマ「ラストマン」に津軽弁のままでレギュラー出演!
もう4月ですね。あっという間に1年の3分の1が終わっちゃうなっていう気がしますが、王林はまた新たな挑戦をさせていただきました。23日からスタートしたTBS系ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」(日曜、後9・00)に、レギュラー出演させていただいているんです!
主演の福山雅治さんや大泉洋さんたちが集まるホテルのバトラー役なんですが、私は津軽弁のまま演じさせてもらっています。昔、明石家さんまさんに『私は女優ができない、標準語がしゃべれないから…』って言ったら、さんまさんが「津軽弁のままやったらええやないか」って言ってくださったんです。さんまさんも、関西弁のままドラマに出演されて、関西弁を日本に広めた方なんで、すごく説得力があったんですよね。なので私も、津軽弁のままでやりたいという思いはずっと持っていました。
今回、最初に監督さんとお話しさせていただいた時に、『王林はこのままでしかできないです』ってお願いしたら、『それで全然いいし、普通にしゃべり方の一つとしてこの方言があるんだから、当たり前のようにやっていこう』って言ってくださって、それがすごくうれしかったですね。私が普段話してる言葉は、私からしたら標準語だし、皆が言う標準語は「東京弁」だと思っているので、そのまま演技させてもらっていることが、本当にうれしいんです。
それでも私は、本質的には女優さんではないので、俳優さんたちの現場にお邪魔させてもらってるっていう感じですね。今回、共演させていただいている皆さんは、本当に面白くて素敵な方ばかり。大泉洋さんとのユーモアのある掛け合いが多いんですけど、毎回面白くなるようなアドバイスを下さるんです。
撮影前後にもよくお話しするんですが、やっぱり北海道と青森は隣なので、ちょっとした“ライバル意識”もあったりして…。大泉さんとは「北海道にはこんなのがあるんだよ」「青森にもこういうのがありますよ」「あらそうなの?」みたいな、ちょっと張り合った話で盛り上がったりします(笑)。
◆王林(おうりん)1998年4月8日生まれ。青森県弘前市出身。小学生時代に「アルプスおとめ」に、2013年に「りんご娘」に加入。17年に「ラストアイドル」に加入し、18年6月に卒業。22年3月に「りんご娘」を卒業し、株式会社ボンドに所属してソロ活動を開始。身長170センチ、血液型O型。