中村勘九郎 お練りに姫路が熱狂2万5000人!沿道に「きのうは普通に歩いてた」お忍び告白にファン「えー!」
歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)、中村七之助(39)らが30日、兵庫県姫路駅前で、「平成中村座姫路城公演」(5月3~27日、兵庫・姫路城三の丸広場内特設劇場)の開幕を前にお練りを行った。
JR姫路駅前から商店街を通り大手前公園まで約800メートルを約30分かけて人力車で移動し、声援ににこやかに手を振って応えた。沿道に集まった人々はスターを一目見ようとすし詰め状態で待ち構え、熱気に包まれていた。約2万5000人が見学した。
お練りを終えた勘九郎は、「コロナ後初のお練りでした。最高のお練りになりました。1カ月舞台を勤める活力になりました」とあいさつ。「今日は『ワー!』と言っていただきましたが、きのうは普通に商店街を歩いていました。餃子を食べてました」と、お忍びでひっそり街歩きしたことを告白した。ファンからは「えー!」と見逃したことを残念がる声が上がった。
七之助も姫路の街を歩いたようで、共演の中村鶴松(28)から「きのう七之助の兄と2人で(姫路城の)天守にのぼった」と明かされた。また、3月9日に亡くなった扇千景さんの次男・中村扇雀(62)は、兵庫県が扇さんの故郷であることに触れ「おととい納骨を済ませました。母もこの状況を見たら喜ぶと思います」と話した。
イベントには中村橋之助、中村虎之介、片岡亀蔵も参加した。