吉本新喜劇・アキ&吉田裕 新座長お披露目「いぃよぉ~」連発、息ぴったり

 吉本新喜劇の新座長・アキ(53)と吉田裕(44)が2日、大阪・なんばグランド花月で「新座長お披露目公演」の初日を迎えた(8日まで)。

 公演冒頭に、アキと吉田は金糸の入った華やかな裃(かみしも)をまとい、間寛平GM、先輩座長のすっちー、酒井藍、今年3月に座長を勇退した川畑泰史と口上に臨んだ。

 すっちーから「アキさん、吉田くん、結婚おめでとう」とボケられ、酒井からは「座長たるもの健康が一番。太りすぎにはご注意ください」、川畑からは「この2人ならきっとやってくれると思います」と言葉を贈られた。寛平GMは「隅から隅まで、みなさまのご支援をたのんまっさ~」と述べた。アキと吉田は頭を下げ、大入りの客席から拍手を送られた。

 公演では、アキが「なに~」「いぃよぉ~」とおなじみのギャグを連発し、ムーンウォークも披露。吉田は「誰がマキバオーや!」とツッコんだり、出っ歯をいじられたりして盛り上げた。吉田とすっちーのギャグ「乳首ドリル」は形を変え、すっちーが烏川耕一の口元へドリルする「唇ドリル」として登場した。

 初日の1公演目を終え、吉田は「不安もありましたけど、今までアキさんと一緒にやってきた関係性が(舞台に)出たんじゃないかと思う」と安堵(あんど)。アキは「伝統ある吉本新喜劇で先輩が作ってこられたものを引き継いで、座員108人と関係者と心を一つにして精進したい。新しい時代のスピードについていけるよう新しいことにも挑戦したい」と意気込んだ。寛平GMは「コンビのように息が合っている。これだけ笑いを取るとは。うれしかった」と話した。

 新座長の誕生は2017年7月に酒井藍が就任して以来約6年ぶり。アキはお笑いコンビ・水玉れっぷう隊のメンバーでもあり、東京・ルミネtheよしもとを中心に活動したのち2014年5月に新喜劇入りした。吉田は2005年の吉本新喜劇「第1個目 金の卵オーディション」に合格し同年9月に入団。2018年に座員の前田真希と結婚し、2019年には次期座長候補の「リーダー」に就任していた。

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