河野万里奈 甲子園どよめいた!剛球始球式「練習でもなかったぐらいのいい球が行きました」
シンガー・ソングライターの河野万里奈(32)が2日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われたプロ野球・阪神-中日戦で始球式を行った。
阪神・岩崎優投手の登場曲「アイキャントライ」を歌っている縁で、同選手の背番号「13」のユニホーム姿で登場。大きく振りかぶって投じた力強いボールは、左打席に入った中日・岡林勇希外野手の内角にズバッと決まる見事なストライク投球。予想を上回る“剛球”に、甲子園のファンから拍手とどよめきが起こった。
ガッツポーズでマウンドを降りた河野は、ベンチ裏で感極まって涙。阪神の先発・青柳晃洋投手から「頑張ってくださいね」と声をかけられたことなども明かし、「小さいときから、歌手になって甲子園で始球式をしたい、できればストライクを投げたいと夢見てて。寝る前、お風呂入ってるときに想像してたことが実現して良かったです」と話した。
終了後はデイリースポーツの取材に応じ「めっちゃ内角に攻め込むことができて、練習でもなかったぐらいのいい球が行きました」と満足げ。「甲子園のマウンドは、信じられないぐらいの絶景でしたね。死ぬときの走馬灯に出てくると思います」と笑った。
試合前には岩崎投手とも話したといい、「リリーフ投手らしく、一言一言、慎重にご自身で精査して言葉を選んで、本当に素敵な方でした」と感激しきり。「岩崎さんも一生懸命『アレ』を目指されているので、ファンである私たちは信じて応援するのみです!」とエールを送った。
河野は21日には、東京・渋谷のライブハウス「GARRET udagawa」で、誕生日&デビュー12周年ライブ「開幕」を開催する。