阪神劇的サヨナラを中継のアナ「これは現実です!」歓喜、ドラえもんコスで実況→ニュース内で放送延長
阪神タイガースが3日、甲子園球場で行われた中日ドラゴンズ戦で、最大6点差をはね返し、8-7で劇的なサヨナラ勝ちを手にした。
1点を勝ち越された九回、先頭・大山が二塁打を放つなどし、無死満塁で木浪が右前へプロ初となるサヨナラ打。満員の甲子園は大歓声に包まれた。
試合を中継したのは大阪・ABCテレビ(朝日放送テレビ)。当初の中継は最大で午後5時50分までで、その後、全国ネットのテレビ朝日「スーパーJチャンネル」に切り替わった。同6時15分からはABC枠のニュース番組「newsおかえり」の時間帯だったが、そのまま野球中継を続行。9回裏、木浪の打席、1球目から再び野球中継が繋がるというミラクルとなった。
木浪がサヨナラ打を放つと、実況の中邨雄二アナウンサー(61)は「ABCテレビをご覧頂いた皆様、なんといいところでテレビをご覧いただけたことか!阪神タイガース、サヨナラシーンをご覧いただいております!これは現実です!!素晴らしいシーンです」と興奮。「『おかえり』の冒頭を飾ることができました。佐藤輝明選手を“おかえり”させまして、見事決めました」と4時間を超えるロングゲームの歓喜を実況した。
中邨アナはスポーツ実況の名物アナで、ど派手な服装やリーゼント風ヘアは同局のインスタグラムでもおなじみ。この日はこどもの日が近いということで、水色のジャケットに、金の鈴ならぬ金のネクタイという「ドラえもんコスチューム」姿だった。