中村七之助「中村座が始まって一番の景色」 姫路城下で「平成中村座」が開幕

 「平成中村座」一番太鼓の儀に参加した中村勘九郎(左)と中村七之助
 一番太鼓の儀に参加した中村勘九郎(中央)と中村七之助(右)
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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(41)と中村七之助(39)が3日、姫路市内で「平成中村座姫路城公演」の初日を告げる「一番太鼓の儀」に登場した。

 江戸時代、芝居の始まる前に打たれた「一番太鼓」。2人の父である故・中村勘三郎さんらが復活させた「平成中村座」初日の恒例行事であり、勘九郎が「最高の五月晴れの下、平成中村座が開幕いたします」と告げると、集まった観衆から大きな拍手と「中村屋!」の声が上がった。

 国宝、世界遺産でもあり、別名「白鷺城」とも賞される姫路城下での開催。美しい白壁の城をバックに、七之助は「中村座が始まって、一番の景色ではないでしょうか」と感動の面持ち。一番太鼓の前には天守閣まで上がって絶景を眺めた際、最初に頭に浮かんだのは父・勘三郎さんの姿だったという。「父が見たら泣いて喜んだだろうな、と。その思いも背負いまして一生懸命務めさせていただきます」と、力強く誓った。

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