石川で震度6強 北陸新幹線上下3本が停電、緊急停止 能登半島でその後も地震相次ぐ
5日午後2時42分ごろ、石川県珠洲市で震度6強の地震があった。気象庁によると、震源地は石川県能登地方で、震源の深さは12キロ、地震の規模はマグニチュード(M)6・5。2020年12月から続く能登地方の一連の地震で震度、Mともに最大となる。珠洲市では男性がはしごから転落し、死亡した。石川県警によると、珠洲市内で建物が倒壊したとの通報が数件ある。
能登半島では、その後も震度4など地震が相次いで発生。気象庁によると、今回はプレート内部で発生した逆断層型の地震。記者会見で「能登地方では2年以上地震活動が続いており、当面継続すると考えられる。揺れの強かった地域では、今後1週間程度は最大震度6強程度の地震に注意を」と呼びかけた。
JR東日本と西日本によると、長野-金沢間を走行中の北陸新幹線上下3本が停電し緊急停止。上下計4本が運休した。国土交通省によると、珠洲市の国道249号で落石が発生し、通行止めとなった。