木村もりよ氏 尾身茂会長に憤慨「コロナで国民怖がらせるな」5類引き下げも「普通の病気ではない」
元厚労省医系技官で医師の木村もりよ氏が6日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」に出演。新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長に「いまだにコロナで国民を怖がらせるのはやめて」と怒りを表した。
新型コロナは今月8日から感染法上の分類が2類相当から5類相当に引き下げられる。これによって、季節性インフルエンザと同じレベルの扱いとなり、濃厚接触者の行動制限などもなくなる。
しかし番組では、尾身会長が先日、一部のインタビューで「(高い感染力を持つ新型コロナは)まだ完全に普通の病気になってはいない。5類になったからといって、感染者はすぐゼロにはならない!」と指摘したと取り上げた。
この発言に、木村氏は「ま、病気に普通に異常もないんですよ。病気ですから。なおかつ、季節性インフルエンザと分類が同等になった病気に対して、これだけ怖がらせるということは、その影響力を分かった上で、考えていただきたい」と憤慨した。
さらに「この方の発言によって、怖がっている人がたくさんいる。それで人生がズタズタになった人がいるということは、よく考えて発言してほしいと思います」とも指摘した。
ジャニーズWESTの中間淳太も「感染者をゼロにすること自体がおかしい。ゼロコロナと言っていることは一緒」と尾身会長の発言を疑問視した。