今年３月に開催された「２０２３　ワールドベースボールクラシック」で世界一に輝き、日本中に歓喜と感動、そして勇気をもたらした侍ジャパン。その栄冠の裏にあった真実に迫るテレビ朝日系の緊急特別番組「緊急特報！侍ジャパンＷＢＣ世界一の熱狂！」が、７日の午後７時から放送される。

　番組には、史上最強と称されたチームを率いた栗山英樹監督が登場。解説者の古田敦也氏、松坂大輔氏とともに、ＷＢＣの全７試合に加え、強化合宿、強化試合など頂点へと至る全プロセスの貴重映像などを交えながら、激闘を振り返る。

　その中で栗山監督は、ベンチでの選手との会話、準決勝・メキシコ戦における村上宗隆のサヨナラ打の舞台裏などを打ち明ける。さらには、侍ジャパンを招集した際に、自らが選手やスタッフに送った直筆の手紙も公開。この手紙から生まれた奇跡の感動的なエピソードなども明かしていく。

　ほかにも世界一をつかむ過程には、数々の名場面があった。献身的にチームを支えたダルビッシュ有。ＷＢＣデビュー戦となった１次ラウンドのチェコ戦で、最速１６４キロの剛速球を投げ込んだ佐々木朗希。準決勝で起死回生弾を放った吉田正尚。ペッパーミルパフォーマンスで話題となったラーズ・ヌートバー。そして常にチームを鼓舞し、自らも投打で大活躍した大谷翔平。このような世界一となったチームを象徴するシーンを、代表選手やスタッフ、関係者への直撃インタビューや貴重映像を通じて、徹底的に掘り下げていく。

　シナリオのない世紀の激戦。つかみ取った３度目の世界一。そこから生まれた感動－。１カ月半がたった今、永久保存版ともいえる番組で、秘話とともにもう一度よみがえる。