指原莉乃（３０）がプロデュースする１２人組アイドルグループ・≠ＭＥ（愛称ノイミー）が結成４周年を迎えた。最新シングル「天使は何処へ」をはじめ、シングル表題曲すべてでセンターを務めるのが冨田菜々風（２２）。ショートカットが似合うグループの“象徴”は、令和の無敵グループへの進化を見据えている。

　指原に導かれて４年。その存在を「神様」と表現する。「悩んだ時とかに真っすぐな道を教えてくれる。救いの手を差し伸べてくれる」。加入当初、思いを言葉にすることが苦手で悩んでいたが「言葉が苦手なら、歌とダンスで気持ちを出していけばいいんじゃない」と言われ、気持ちが晴れた。「アイドルとしてだけじゃなくて、人として素晴らしい方」とリスペクトであふれている。

　アイドル志望のきっかけは「小さい頃からダンスを習っていたのが大きいのかな」と振り返るが、今では“運命”も感じている。加入前に、メンバーと控え室で談笑している夢を見ていたという。「もちろんその時は誰なのかは分からなかったんですけど、加入後に同じことが起きて。あ、これだったんだって」。文字通りの“夢”を体現し、ステージで輝きを放っている。

　６月２９、３０日には東京・日本武道館での初のワンマンライブが控える。「東京ドームという夢への第一歩になると思う」と位置づけ、「パフォーマンス力は上がっていると思うので、たくさん驚いていただきたい」と予告した。ここまでの４年を「積み上げてきたものは嘘をつかないんだなと」と充実感を示した冨田。５年目がスタートし「これからも色んなことを知って経験して、無敵なノイミーになっていきたい」と力を込めた。

　◆冨田菜々風（とみた・ななか）２０００年７月１７日生まれ。鹿児島県出身。１９年、＝ＬＯＶＥの姉妹グループオーディションに合格し、≠ＭＥのメンバーに。初のオリジナル曲「≠ＭＥ」など多くの楽曲でセンターを担当。幼少期からダンスを習い、得意としている。現在はグルテンフリー生活を実行中。身長１６２センチ。血液型Ａ。